「子牛の子牛の疾病要因と予防対策」は3分割しています。
初乳は分娩後1週間までの乳であり,常乳に比べてタンパク質と脂肪,ビタミン(特にビタミンA)が多く含まれています。牛の初乳タンパク濃度は,常乳の5~6倍,母牛血清の2~3倍であり,初乳タンパクの50~60%は免疫グロブリン(IgG)が主体です。 子牛は,全く免疫を持たずに生れ,初乳中のタンパク質に含まれている免疫抗体から免疫を得て抗病性を獲得します。 More